蛭子神話的、試練の乗り越え方
人には誰にだって、大なり小なりの
コンプレックスやトラウマがあります
特に、幼少期の親との関係における影響は大きくて
自分よりも、弟妹の方が可愛がられると感じたことがある
何かの理由で、とてもさみしい思いをした
ものすごく怒られて、怖かった(悲しかった)
褒めてもらえない、認めてもらえないと感じていた
など、もしかしたらすごく些細なことで
大人になったら覚えていないような幼少期の経験が
じつは、今の自分の性格を作る大きな原因になっている
自分以外の兄弟に親の目が向いていたら
こっちを見てほしくて、自分も褒められたくて
テストでいい点が取れるように、がんばる
かけっこで一番になれるように、がんばる
お遊戯会で主役ができるように、がんばる
いい子にして、親に迷惑をかけないようにする
など、子供なりの処世術を身に着けていく
子供にとって、親の関心・愛情を自分に向けるという事は
死活問題ともいえるほど、大きな問題ですから
放っておかれたら、リアル生きていけないので
そこは必死です
小さいころは、そうやって何とか自分の居場所を
確保しようとして生きていきますが
ある程度大人になってくると
もうそんな必要もなくなるのですが・・・
三つ子の魂百までも・・・というほどに
幼少期の体験、記憶、感情というのは
その後の人生に大きく影響します
幼少期に身に着けた処世術は
実は、大人になっても残っているのです
「●●にならなければ、自分の存在を認めてもらえない」
という思考の癖が、自分では認識できないくらい根深いところに残っています
だから、自分の行動の全てが、その考え方の癖がベースになってしまう
いい大学に行かなければ
いい会社に就職しなければ
出世して認められなければ
結婚して、マイホームを
資格を取って・・・
ブランド品を身に着けて・・・
認められたい・・・
幸せそうに見られたい・・・
ひとりになるのが不安だ・・・
誰かとつながっていないと不安だ・・・
さみしい・・・
愛されたい・・・
これらは全て幼少期に経験したことが
大人になっても、恐怖心として心の奥底に残っているもの
残存感情でしかないのですが
それを紛らわすため、ごまかすために
何か(誰か)を得ようとする
認められようとする
小さいころの親に愛されなかったと感じた瞬間が
今でも残っている
親はそんなつもりなくても
子供がそう感じたのであれば仕方ない・・・
不足しようとしている何かを得ようとする
その過程で、自分の中にある親からの影響に気が付く
そして、それに気が付いたなら
それを乗り越え、独り立ちする
物理的、精神的な自立をする
これが、蛭子大神の功徳です
さみしさに耐え
自分の力不足を知り
それでも、(親元に)逃げることなく
自立するために、自分で仲間を作り
大業を達成する
続けること、耐える事
これを通して、自分の願いをかなえてくれる
という事です
「続けること」が大切なので
十日えびすの参拝は10年連続で行います
長い・・・!!と思うかもしれませんが
人生の中での大きなことをやろうと思うなら
それくらいの時間は必要なのかもしれませんね
そんな十日えびすの功徳をいただくお茶があるのです
十日えびすのお茶を飲む
正月・十日えびすの期間中にご祈祷を受けると
「お茶券」をいただけるのです
その「お茶券」をもって神社会館に行くと
お茶とお菓子うをいただけます♪
※お茶券は境内お休み処おかめ茶屋でも利用できます
十日えびすには各種芸能も見ることができるのです
爆込みの十日えびすに行って
ちょっと一息お茶を飲む
一年の初め、10年間の道の途中
ほっと一息・・・お茶をいただくのもいいですね♪
西宮神社HP
兵庫県西宮市社家町1-17
0798-33-0321
【十日えびす期間中の西宮神社会館利用時間】
1月 1日~3日 午前9時~午後6時
1月 9日~11日 午前9時~午後9時
【おかめ茶屋ご利用時間】
1月 1日 午前0時~午前3時 午前7時~午後7時
1月 2日・3日 午前7時~午後7時
1月 9日・11日 午前7時~午後11時30分
1月10日 午前6時~午後12時
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