【神社参拝】住吉大社~願いをかなえる神様~

住吉大社(すみよしたいしゃ)は
大阪府大阪市住吉区住吉にある神社です


住吉大社を知らなくても
太鼓橋(たいこばし)なら、写真を見たことある!
という人もいるかもしれません



↑ 太鼓橋


住吉大社の神様



現在の祭神は次の4柱で、4本宮に1柱ずつを祀る

第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
第三本宮:表筒男命(うわつつのおのみこと)
第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう) –
     →「息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)」

底筒男命・中筒男命・表筒男命の3柱は
「住吉大神(すみよしのおおかみ)」と総称され

「住江大神(すみのえのおおかみ)」
「墨江三前の大神(すみのえのみまえのおおかみ)」
とも、呼ばれます


住吉の神さまはイザナギが
火の神を生んで死んでしまったイザナミに会いたくて


黄泉の国まで追っかけて行って
返り討ちにあってしまい、その時の穢れを落とすため
川に入って禊したときに生まれました


そんな住吉の神様が登場する日本神話は
神功皇后の三韓征伐のところです


神話と歴史の関係性



三韓征伐というと、どうしても・・・
神功皇后と応神天皇にばかりスポットが当たってしまいますが


もう一人、忘れてはならない人物がいます
それが、仲哀天皇です


父親はヤマトタケル
奥様は神功皇后
子供は応神天皇


家族構成は、これ以上ないくらい華やかな
とっても、輝かしいものです!!


この家族構成を見ると
仲哀天皇も、すごくかっこいい神話があるんじゃないか!!?


と、期待しちゃいますよね(=゚ω゚)ノ
そんな期待をあっさりと裏切っちゃうのが
仲哀天皇です(笑)


いや、神話は書かれているままにとってはいけないのです
かっこ悪く描かれている神様が実は・・・


すっごくかっこいい神様だった!!ということは
よくある事です


歴史にしても神話にしても
書き残す人間の都合の良いように描かれますので


かっこ悪く書かれている神様は
その神さまを信奉する一族が
敵対する部族に戦争で負けてしまって表舞台から消されてしまった・・・


という事を表しているかもしれないのです


なので、かっこよく描かれている神様は
じつは、もともとはそうではなかった・・・
必要以上に盛られている・・・
という可能性も、大いにあるのです


という事で、そのかっこ悪く描かれている仲哀天皇の神話を見てみましょう(笑)


仲哀天皇と住吉の神様




熊襲討伐のため、神功皇后とともに筑紫に赴いた仲哀天皇は
そこで、神がかりした神功皇后によってご神託を得ます


西の方に国(朝鮮半島)がある
金銀を始めて
目の輝くような種々の珍しい宝がその国に沢山あるので
私は今その国を服属させて与えよう



というものでした
そこで、仲哀天皇は高い山に登り
海の向こうを見渡しますが
そのような国はどこにも見当たりません
(当然ですが(笑))


そこで、仲哀天皇は
この神は嘘をついているな・・・と思い
神様に従おうとしませんでした


すると、神様から・・・


私の言葉を信じないのなら、この国を治めるべきではない


と、言われ・・・
そのまま死んでしまいました(;゚Д゚)


このお告げをくれた神様が
住吉の三柱の神様なのですが(笑)


そんな夫の姿を見た神功皇后は
こりゃー、神様の言葉をないがしろにしたからだ!!と思い


亡き夫に代わり、女性であるにもかかわらず鎧を身に着け
武装して、朝鮮半島に出陣するのでした


そして、見事に朝鮮半島を平定し
日本に戻り、応神天皇を生み


応神天皇、神功皇后を祀る
八幡系の神社は日本で最も勢力を伸ばしている神社になるのでした


神社を選挙の当選枠と考えたら
応神天皇、神功皇后がこの日本において
どれだけ勢力を伸ばしているか、わかると思います


ちなみに、仲哀天皇を単体で祀る神社は・・・
ほとんどありません


つまり、仲哀天皇の一族は
嫁の神功皇后の一族によって、政権を奪われた・・・
とも言えますね
(まるで源頼朝と北条政子のようです)


あ・・・話がディープになりそうなので
一旦やめときましょう(笑)


住吉の神様の功徳



住吉の神様は「和歌」の神様です
古来、日本では言葉には神が宿ると考えられており
言葉を大切に扱っていました


なので、特に和歌には祈りが込められており
和歌そのものが、祈願文であったとも言えます


和歌には枕詞があり
その枕詞には、まだ物事が始まっていない状態や
良くない状態の文句がいくつかあります


あしひきの
→足を引きずりながら山を登る

ぬばたまの
→黒や夜に関する語にかかる


しかし、この枕詞から始まるけれども
歌の最後ではとても良い状態に変わっていく


今はまだよい状態ではないけれども
きっと、こんな風によくなっていくといいなぁ…


という内容に持っていくのが
古代の和歌の始まりでした


今でいえば


いと(五十)みちず
雪の野原に
日がさして

雪解けの春
東風の風吹く


今は偏差値50未満だけど
冬の野原にも太陽の日が差して
春が来る頃には
東からの風が吹くことだろうよ
(東大合格の知らせが来るだろうよ)


季語、枕詞などの関係性は無視していますが
分かりやすく言うと、こんな感じです


今はまだ学力の足りない思わしくない状態だけど
春が来る頃には、きっと合格通知がとどいているよ


という、応援、祈りの言葉になっている
和歌に祈りの力を乗せて、届けるという事です


そんな和歌の神様でもあるのです
和歌にしたためた言葉が現実となる
そんな言霊の神様なのです


なので、住吉大社に参拝したときは
今の自分の状態と、理想の自分のイメージと
理想に近づくために、こういう生き方をします!!という事を
しっかりと伝えましょう


お願い(言葉に)したら何でもかなうというほど
神様も甘くはないですよ


自分で屋やれることはちゃんとやって
最期の一押し!!という部分を助けてくれるのが神様ですから




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