３月３日はひな祭り♪
雛祭り（ひなまつり）は、日本において
女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です
ひな祭りの起源
上巳（じょうし）の節句とも言いますし
この時期は桃の花が咲く季節なので
「桃の節句」とも呼ばれます
３月３日は旧暦では４月上旬に当たりますので
季節感としては問題なく、桃の花の季節です
「桃の節句」の起源は平安時代より前であり
京の貴族階級の子女が、天皇の御所を模した御殿や飾り付けで遊んで
健康と厄除を願った「上巳の節句」が始まりとされています
やがて武家社会でも行われるようになり
江戸時代には庶民の人形遊びと節句が結び付けられ
行事となり発展して行きます
その後、紙製の小さな人の形（形代）を作ってそれに穢れを移し
川や海に流して災厄を祓う祭礼になりました
この風習は、現在でも「流し雛」として残っているそうです
ひな祭りの真実
ひな人形（「男雛」と「女雛」を中心とする人形）に桜や橘、桃の花など木々の飾り
雛あられや菱餅などを供え
白酒やちらし寿司などの飲食を楽しむ節句祭りであすが
その起源となると・・・
お話は古代日本の思想にさかのぼります
古代日本には「一（いち）」から
「十（じゅう）」の段階の教えがありました
人は「一（ひ）・二（ふ）・三（み）・四（よ）・五（い）・六（む）・七（な）・八（や）・九（こ）・十（と）」の十段階を、
下からひとつずつ歩まなければならない
「一（ひ）」から「十（と）」の段階に達した者を
「一十 （ひと）」と言い
「一（ひ）」から「七（な）」の段階の者を
「一七（ひな）」といいました
ある時、天界の宮殿に二人の御子（みこ）が生まれました
不思議な事に、二人の御子（みこ）は
生まれた時に木の実を握っていました
父神はその実の種を庭に植えてみました
すると、三年目の三月三日に、百個の花と百個の実がなりました
「花と実が百（もも）だから、この木を桃の木と名付けよう
また、男の子を「木」にちなんで、“モモヒナキ”
女の子を「実」にちなんで“モモヒナミ”としよう。」
そして、この二人の御子（みこ）が成人し、婚礼をあげたのが
三月三日で、ひな祭りの起源となるのです
ひな祭りは、いろいろな文化と統合され、今の形になりますが
実は、この神話に見られる「一十（ひと）の教え」が
根底にあるのです
雛段は七段
「一から七」を表します
そして、「一から七」まで登ったら、次は「八・九・十」の
より、高い概念の段階に入るのです
人のチャクラも、7つ
西洋の地獄で裁かれる罪も7つ（7つの大罪）
キリスト教の七大天使
イスラム教のコーランの第7章は「高壁（こうへき）」
仏教は初七日から七十七日まで
「7」は一つのサイクルのあらわれです
「7」までいけたら、次のステージが待っているのです
「一七（ひな）」から「一十（ひと）」へと進むための通過儀礼の日
次のステージに行く前に、これまでの垢を落としましょう
人としての基盤を作るためには、色々と苦労もあります
悲しいこと、辛いこともたくさんあり
それが、自分の記憶に突き刺さることもあったでしょう
でも、それらは全て、次のステージに行くために必要なものだった
もう、それらを引きずる必要はありません
逆に、それを引きずっていては
次のステージ進むことができなくなる
だから、それらをきれいサッパリ、流しましょう
より高みへと進むために、身軽になりましょう
そういった意味を込めての、「邪気払い」
と・・・
中国から入ってきた神仙思想の「桃」の邪気払いと
古事記にも描かれる「破邪の実の桃」と
流しびなと、なんやかんやが・・・
混じりに混じって、ひな祭り（笑）
「神仙思想の桃」の話もできますよ
「破邪の実の桃」の話もできますよ
その他諸々、いろんな観点からの話もできますが
このブログでは、この次のステージ行くために・・・を採用しています
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