
「ここで役に立っていない私は、ここに居てはいけないのではないか。」
新しい職場やコミュニティに入った時、
ふとそんな不安に駆られることはありませんか?
何か利益を生み出したり、
特別な役割を果たしたりしなければ、
自分の存在価値がないように感じてしまう。
実はこれ、自分の価値を能力や成果で測る
「資本主義的な考え方(自分を切り売りする生き方)」に
深く染まってしまっている証拠です。
本来、人は「そこにいるだけでいい」存在です。
あなたが今そこにいるということは、
神様やご縁が「ここにいていいよ」と
OKを出しているからに他なりません。
役割がないからといって、無理に自分を切り売りして
気を使えば使うほど、あなた自身のエネルギーは下がり、
かえって周囲との間に不自然な空気を生んでしまいます。
特別な花(例えば薔薇や胡蝶蘭)でなければ認められない、
なんてことはありません。
かすみ草にはかすみ草の、
チューリップにはチューリップの
良さと咲く場所、そして
「咲くべきタイミング」が必ずあります。
大切なのは、「役に立つかどうか」ではなく、
「自分はここにいていいんだ」という安心感をまず自分自身が持つこと。
そして、その安心感を周囲の人にも広げていく(伝播させる)ことです。
無理に言葉をかけなくても構いません。
相手が落ち込んでいる時に、ただ黙って温かいお茶とお菓子をそっと出してみる。
それだけで、「あなたはここにいていいんだよ」
というメッセージは、十分に伝わります。
自分がまず安心し、その安心の波紋を目の前の人に広げていく。
その小さな積み重ねが、やがて大きな温かいコミュニティ(雛形)を作っていくのです。


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