「パワーストーンには不思議な力がある」
そう聞くと、どこかスピリチュアルな話に聞こえるかもしれません。
しかし、その正体を物理的に突き詰めると、
実は**「石も人間も、まったく同じものからできている」**という
驚くべき事実に突き当たります。
今回は、私たちがなぜ石に惹かれ、共鳴するのか。
その本質的な理由を「宇宙の歴史」という視点から紐解いていきます。
1. 石の正体は「原子の塊」
石をどんどん細かく砕いていくと、最終的には「原子(元素)」という、
これ以上分けられない最小単位に行き着きます。
そして、驚くべきことに人間の体もまた
その65%が酸素、18%が炭素……といった元素の塊なのです。
つまり、石と人間は「同じ材料」でできている、
いわば兄弟のような存在。
石の方が先に地球に現れたことを考えれば、
石は私たちにとって「大先輩の生き物」と言えるかもしれません。
2. 私たちの体の中にある「宇宙の記憶」
では、その元素は一体どこで生まれたのでしょうか?
その答えは**「宇宙」**にあります。
138億年前に宇宙が誕生し、
星が生まれては爆発し、
その残骸がまた新しい星の種になる……。
このサイクルを数え切れないほど繰り返す中で、
酸素や炭素といった元素が作られてきました。

46億年前に地球が誕生したとき、
宇宙に散らばっていたこれらの元素がギュッと集まり、
大地となり、石となり、やがて私たちの命となりました。
「人は宇宙から来た」という言葉は、
決してロマンチックな比喩ではありません。
私たちの体を構成する一つひとつの原子は、
かつて遠い宇宙の星の中で輝いていたものなのです。
3. 循環(めぐり)の中で生きる
人間は死ぬと灰になり、やがて土に還り、
植物や動物の一部となり、また巡り巡っていきます。
元素の世界には「境界線」がありません。
私の手も、足も、そして道端の石も、
宇宙という巨大な生命体の一部、
いわば「細胞」のようなものです。
現代人の多くは、自由意志を持つあまり
「自分だけが特別だ」
「好きなように生きたい」と
調和を乱してしまいがちです。
しかし、本来の私たちは宇宙の完璧な
調和(ハーモニー)の中に存在しています。

4. なぜ石とコミュニケーションが取れるのか?
石と向き合うことは、自分の中にある
「宇宙の記憶」と向き合うことと同じです。
自分と同じ元素を持ち、
より古くから宇宙の歴史を刻んできた石は、
私たちが忘れてしまった「調和のあり方」を教えてくれる
鏡のような存在です。
私たちが 石に惹かれるのは
そこに自分自身のルーツである「宇宙」を感じるから・・・
かもしれませんね。
次に石を手に取るときは、その一粒の中に流れる
138億年の時間に想いを馳せてみてください。
あなたの中の宇宙が、静かに共鳴し始めるはずです。




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