お茶を点てるということ。


永遠なるもの

普遍的なもの

神宿るもの


それが、「真・善・美」


柳宗悦がいうには

美を対象とする限りは

「こと」の側から論じるのではなく

「もの」に直に触れることが緊要である


「知る力」よりも

「観る力」がいかに重要か

そして「美を観る」ことは

「美を知る」前に行わねばならないのだと

そして、「美」は「茶」と共にあり

切り離せないものだとも


ほんと、それ

ほんと、それだなと思うのです


「茶」の知識をいくら知っていても

「茶」の本質を欠いては「茶」にはならない









先日、シロフクコーヒーのスタッフの研修の際に

「抹茶ラテ」を作って、スタッフに飲んでもらったところ

「お茶の香りがすごい。。。豆乳に勝ってる。。。」と

同じ分量で作っても

作る人で抹茶の香りがしたりしなかったりする


それは、ちゃんと「茶」を「点て」れているかどうか

それでしかないのだけど


スタッフは、茶筅でシャカシャカ混ぜたら

茶が出来上がるものだと思っている


いくらシャカシャカしてみても

「茶」が「点」っていなければ

香りはしない

味も豆乳に負けてしまう


「点」とは

「そえる」「加える」「(中心に)印をつける」という意味があり

お茶の粉をお湯としっかり混ぜ合わせて

最高の一杯に「仕上げる(調える)」

という行為を意味していて


抹茶とお湯

抹茶とミルク

これらが融合するためには

融合点が必要になる








マヨネーズを作る時

乳化させるために

一滴の完成したマヨネーズを入れるように

茶が整うには「点」を打つ人

つまり茶人が必要で

茶人自身が整っていないと

お茶にならないわけで


どうやって整えたらいいのか?

それは、茶の知識を必死で覚えるのではなく

茶に触れること

本物のお茶を飲むこと


「知る」よりも前に

本物の茶を

「感じる」

「観る」

ことが、大事なのだ


茶の本質とは

自分の生き方に「真・善・美」を備えることなのだと思う






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