【基礎】神道とはなにか?


 

神道とは何か

神道とは、古来から続く日本の信仰です

じゃあ、その信仰の教えって何?と聞かれて

すぐに答えられるでしょうか?

何の神様を信仰しているの?

原初の神さまって、誰なの?

仏様との関係は?

など聞かれると、すぐには答えられないのではないでしょうか


弁財天は仏教の神様ですが

宗像三女神の市杵島姫命(いちきしまひめ)と

同視されます

また、天神さんなど

人が神としてまつられている事もたくさんあります

アイヌの神、沖縄の神

各地方の神と、古事記の神の違いは?

他の宗教との違い

 

世界にはたくさんの宗教があります

キリスト教、仏教、イスラム教、道教、その他いろいろ・・・

これらの宗教については

説明に困る事はあまりありません

なぜなら、それらの宗教には開祖がいるからです

仏教は、釈迦が説いた教えに基づいた宗教

キリスト教は、イエスキリストが説いた教えをもとにしている

イスラム教ならマホメット

道教なら、老子の教えをもとに展開されて行ったので

非常にわかりやすいのですが

では、神道はどうでしょう?

神道に開祖はいません


神社ごとにまつる神様も違います

天照大神が最高神と言いながら

原初の神である造化三神とどちらが偉いのか・・・
・天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
・高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
・神皇産霊神(かみむすびのかみ)

よくわかりませんね(;^ω^)

 

神道はつぎ足しされて行った

 

聖徳太子の時代に

仏教や道教が政治に取り入れられました

鎮護国家のために、疫病を鎮めるために

仏教は政治に取り入れられました

しかし、この当時は、貴族の間でのみ、信仰され

民間では土着の信仰がなされていました

また、当時の公共事業などは

お坊さんが中心になって、人を集め、土木工事をしていました

また、冠位十二階や十七条の憲法にも

道教的要素、儒教的要素、仏教的要素が取り入れられています

冠位十二階の冠の色分けも

五徳によって分けられています


元々あった神道という信仰に

後から取り入れられた世界の宗教が

どんどん取り込まれて行って

その教えはとても奥深いものへと成熟していったのです

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