こんにちは。
お茶ラボ助手Sです。
本日はお茶ラボ第二回ということで、
前回に引き続き煎茶編をお届けします。
今回は茶器毎に煎茶を淹れ、
・味
・香り
・後味
の3つを比較してみました。
今回からお茶部メンバーにゲスト参加していただき、
みんなでワイワイやりながら味比べをしてみました( ´ ▽ ` )ノ
参加者は
いつものKさまとKさまの奥様、ウマソタケルさま、ホトケハンコのUさまの4名と
所長、助手の2名です。
今回、比較した茶器はなんと・・・
7種類!
その茶器達がこちら。
1.絞り出し 本朱泥冷却還元(常滑焼:雅風さん作)
2.絞り出し 窯変(常滑焼:作家作品)
3.茶壺 本朱泥 冷却還元(常滑焼:雅風さん作)
4.ガラスの急須
5.横手急須 本朱泥 磨き.(常滑焼:雅風さん作)
6.横手急須 練りこみカット(特別版)
7.横手急須 (萬古焼)
煎茶の茶器だけでこんなにたくさんあるなんて
ビックリでしたΣ(・□・;)
そして、肝心要のお茶ですが、
私の、ひときわ想い入れのあるお茶、
「菟道」(うじ)
です。
温度の設定も全て
茶葉5g、お湯:70℃、70ccで全て統一するというこだわりっぷり。
(所長が一発で70cc測れた時のドヤ顔は忘れません・・・)
つまり、実質違うのは茶器だけです。
「ということは、ほぼ同じに味になるのでは・・・」
と思ってたお茶部メンバーですが、果たしてその結果は如何に!?
と、前置きはこのくらいにして、
早速、比較していきましょう!
【 絞り出し茶器の比較 】
まずは煎茶で定番の絞り出しの茶器での比較で、
1.絞り出し茶器(雅風さん作)
2.絞り出し茶器(通常版)
こちらの2つです。
「やっぱり同じ味になるかな・・・」
そんな空気もどこへやらで、結論からいいますと、
ぜんっぜん味が違いました!
雅風さん作の絞り出し茶器の方が、
美味しかったです。
味も香りも下に残った余韻も雅風さん作の茶器の方が
いい感じといいますか、飲んでて心地がいいと
お茶部メンバー口を揃えて言ってました。
一方で、通常盤の絞り出し茶器はというと、
なんとなく印象が薄いような、舌にあまり残らない気がして、
同じ兎道でもこんなに違うのかなといきなり驚かされたのでした。
続いて、そろばん型とガラス茶器の比較をしてみましたが、
さらに驚くべき結果になりました!
この続きはまた次回です。
どうぞお楽しみに!
助手S
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藤本典子/のんのん
その場にいたかったな~と思うような実験ですね!
写真をもっと貼り付けられるなら、2つ比較したときには、2つの茶器の写真も一緒に掲載していただけたら、もっと分かりやすいのですが。
きっと、システム的に無理なんでしょうね。
しかし、これだけのシステムを構築するのが、そもそもすごいです。
助手さんがいたからこそ、ですね。
いつかこれを公開参加でやってほしいです。
もしそんな日が来たら、行けるといいなあー。2016.12.1
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